ルヴェラは20人余りの人々によって支えられている。
うち、9名は厳しいテストに合格して、ヴェトナムから来ている女性たちである。

繁忙期には早朝から夜遅くまでのシフトとなる。

都城人(みやこのじょうじん)ということばが聞こえてきた。
都城人は、まじめでまっすぐな気持ちの人が多いらしい。

ヴェトナムから来ている女性たちは、全員がひとつ屋根の寮で暮らしている。
あどけない笑顔、きらきらするなまなざし、真剣そのものの働きぶりで、3年を、ほとんど工場と寮との行き来で過ごす。

20余人がそれぞれの仕事への想いと、厭(いと)わない手間と、経験を積んだ技術で作り上げるルヴェラの寝具が、日本全国の人々の夜をあたたかく包む。
工場作業風景1
熟練したエキスパートたちは、マシンがそれぞれのからだの延長となっている。
ここまでくるのに何年かかったのだろうか?
日本人の器用さは言うまでもないが、ヴェトナムの女性たちも、来た日からよどみなくミシンを踏めるという。
ミシン掛け
敷綿充填
出荷確認
羽毛充填
布団口縫い
布団口縫い
布団出荷純日
布団製造風景
仕事の厳しさは背中に出る。
からだ全体が、仕事の〝形(かた)〟になっている。
柔道や体操に〝形〟があるように、仕事にもそれぞれ〝形〟があるように思う。
〝形〟はどんな場合もむだがなく、美しい。
側生地縫製
布団製造風景2
羽毛パワーアップ
羽毛充填機挿入作業
羽毛充填機挿入作業
布団ケース入れ
走る。
忙しい時期には、現場は走る。
充填から口縫いの工程のわずかの往復を、走る。
現場移動
羽毛充填完了
羽毛充填作業
充填済み羽毛布団作業場移動
羽毛充填工程
作業場移動
人のちからで、機械が動き、製品が〝現場〟から世の中に出て行く。
そして、その製品を使うのも人。
ルヴェラは大きな会社ではないが、その分、社長や仲間がひとりひとりの〝現場〟を見ることができる。
注文やクレームも含め、コンピュータが受けた情報や指示は、即、現場に伝わる。
その距離の短さが、お客さまの声を反映するドライブ(前進力)となって、ルヴェラを日々動かしている。
桑山久美子社長
桑山久美子社長
昼休みの短い時間に無理をお願いして、いくつかの質問をして写真を撮らせていただいた。
ルヴェラの現場を支えるみなさんである。
仕事場では緊張感が漂っていて、ことばを交わすことはほとんどできなかった。
昼休みの休憩時間は、繁忙期では特に貴重、そんな中でもいとわずカメラに笑顔を向けていただいたことに感謝します。
(営業の方はご出張中でお会いできませんでした。)
ルヴェラ社員1
ルヴェラ社員2
ルヴェラ社員3
ルヴェラ社員4
ルヴェラ社員5
ルヴェラ社員6
ルヴェラ社員7
ルヴェラ社員8
ルヴェラ社員9
ルヴェラ社員10
ルヴェラ社員11
ルヴェラ社員12
ルヴェラ社員13
ルヴェラ社員14
ルヴェラ社員15
羽毛ふとんを中心に、いわゆる重寝具と呼ばれるものはほとんど製造可能なルヴェラ。
特に、手間のかかるふとんの側生地縫製は、国内でも有数のラインを誇っている。
どんどん中国生産にシフトされていく中で、ルヴェラは貴重な日本縫製を維持している。

日本の寝具業界が小売の時代からインターネット•オンラインのビジネスに大きくシフトを転換する中でルヴェラはその過渡期を乗り越えてきた。
それもこれも、現場で日々をやり抜いてくれる人たちのおかげだと、桑山社長は語る。
家庭用に寝具を選ぶのは9割が女性だ。そんな業界でも、トップはほとんど男性たちといえる。
桑山社長はそんな業界で異彩を放っている一人といえる。

女性だから、男性だからと言っている感覚は、欧米にはもうすでに存在すらしない。
そんな中で、良い製品作りを目指して、だれもがとして力を発揮できるような現場作りをルヴェラは目指している。

文と写真:Yoko Lewis

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