原料羽毛から、羽毛ふとんへ

原料羽毛から羽毛へ

原料羽毛の蘇生3Dパワープラス

パワーアップ工程

3Dパワープラス後の羽毛を取り出し
羽毛充填機へ羽毛を移動させる

3Dパワープラスで蘇生された羽毛を取り出します。
このフレッシュな羽毛を充填のプロセスへとつなぐ作業は
男性でも音をあげる重労働です。
これをヴェトナム女性は黙々とこなしていきます。

充填機に充填をまってるパワーアップ後の羽毛

充填工程

羽毛を充填機に移します。

羽毛を充填機へ充填
充填機に羽毛を充填する時には羽毛が舞い上がります

偏らないように攪拌。

充填機に充填した羽毛をかくはん

あらかじめ縫製されている側生地の一マスごとに充填を開始します。

側生地に羽毛充填作業

充填量はプログラムされていて正しく充填されます。

一マス一マス側生地に羽毛を充填

ガラスで仕切られた清潔な羽毛充填室

羽毛充填機は複数台設置されています

充填口縫製工程

充填が終わったら、充填ノズルを入れていたふとんの口を縫う縫製工程にまわします。

羽毛充填が終わった羽毛布団は充填口をクッリプで仮止めして並べます

ノズルを入れていた口を縫製して閉じます。

充填口を1枚1枚ミシンで縫っていきます

検査検品工程

異物などが混入していないか、検針器にかけます

口縫いが終わった羽毛布団は金属探知機で異物検査を行います

糸の始末を検品

異物検査のあとは糸くず等が付着していないか目視でチェックします

糸くずや落ち羽毛などをエアガンで取り除きクリーンアップします。

最後にエアーを吹きかけて細かい羽毛の残骸等を吹き飛ばします

たたみながら、目視し、匂いが出ていないかなどもチェックします。

最終商品確認を行います、最終確認ではニオイのチェックも欠かせません

圧縮梱包

確認が完了した羽毛布団は脱気圧縮を行い、箱詰めをし完成です

日本式縫製

ルヴェラでは今ではほとんど中国で行われている生地縫製を自社で行なっています。
主におふとんの側生地の縫製で、高度な技術を要する羽毛ふとんのマチ(3Dのしきり)を
付ける生地の縫製をはじめとして、
縫製ミシンも、二本針ミシン、三頭ミシン、四頭ミシン、五頭ミシン、本縫いミシンを
備えており、複雑な縫製をこなしています。
生地縫製マシーン

三頭ミシンで間仕切りテープを縦方向に付ける。

布団側生地の縫製を行います
羽毛布団生地のマチ縫いを行う機械
機械に側生地をセットするスタッフ

四頭ミシンで間仕切りテープを横方向に付ける。

間仕切りテープをセット
人間によるチェック
複雑なキルト縫製に対応した五頭ミシン

五頭ミシンはもっとも複雑なマチの抜い付けを要するツインキルトなどに使用。

ルヴェラのツインキルト

ツインキルト側生地
上下のキルトの小部屋をずらすことで暖かい空気を逃がすことなく
2層になった羽毛の小部屋が、からだを包み込む仕様です。
図のように、上の層と下の層のキルトをずらすことで暖かさと嵩高をアップ
通常の一層に比べ、ドレープ性(フィット感)にも優れています。
ツインキルト側生地マチ付け作業
ツインキルト側生地は手縫いの工程もある

合体ミシン
生地縫製の最終段階
合体ミシンで三頭/四頭ミシンで縫製した間仕切りテープを縫い合わせて、
羽毛を充填するマス目の部屋を作る。

二本針ミシンで側生地の縫製を行う

二本針ミシン
合体ミシンでの縫製の後、側生地の周囲を二本針ミシンで縫製、
その際に、羽毛の吹き込み口(充填口)を正確に開けていきます。
品質表示、ネームなどもこの段階で縫い込みます。

最後に品質表示、ネームタグを縫い付けて完成

製綿と巻きわたライン

製綿機による製綿後、工程は2つに別れます。
1つは巻きわたラインで多針キルトマシンを使いキルト縫製し、敷きふとんになります。
もう1つはわた入れ用ラインで、コンフォータマシンを使って縫製し、
敷きふとんと掛けふとんをつくる工程になります。
製綿機
製綿は羊毛やポリエステル綿(わた)などを混綿する作業で、製綿機で行います。

寝具の特性は素材によって決定されるといえます。
羽毛ふとんはグースやダックの貴重な羽毛や羽根を使う最高の掛けふとんといえます。

掛けふとんや敷きふとんは、常に〝最高〟が使う人にとってベストとは
いえないところがあります。
ルヴェラはお客さまにとって最高より〝最適〟を選んでいただくことを考えています。

羽毛の他に下記の素材を使って、
快適な掛けふとんや敷きふとんを手に入れていただけるように
さまざまな生産シフトを組んでいます。
その一つが製綿工程です。

•綿(めん) •ポリエステル綿(わた) •羊毛 •麻綿 •遠赤外線綿
•抗菌防臭ポリエステル• 吸汗速乾ポリエステル
•ダクロン クオロフィル  •ダクロン ホロフィルⅡ
いろんな種類の敷布布団用綿
綿を敷布団のサイズに裁断
複数の綿を重ね合わせる
綿を機械にセット

羊毛/合繊掛けふとん

綿入れの工程。合成繊維の掛けふとんを製作しています。

羊毛、合成繊維掛け布団作業工程
手作業で中綿を側生地内に詰め込む
大人2人がかりでの作業は重量度

コンフォーターミシン

わた入れをした掛けふとんと敷きふとんの両方をコンフォーターミシンで縫製加工します。
縫製パターン(キルトパターン)によって使い分けされます。
春夏のダウンケットのたたき(マチなしキルト)にも使用します。
コンフォーターミシンへ布団をセット
コンフォーターミシンで縫い付け
コンフォーターミシンで作業が完成した商品のチェック

敷きふとん

多針キルトマシン

わたと、生地を合わせてキルト縫製して敷きふとんをつくります。

多針キルトマシーン準備工程
多針キルトマシーンでの作業工程

多針キルト作業
生地の原反と中わた不織布を合わせ、キルトパターンで縫製していきます。

多針キルトマシーンへ中綿をセット
多針キルトマシーンへ中綿をセット
多針キルトマシーンへ縫い糸の調整

バイヤステープ付けミシン

自社で作成したバイヤステープを付けます。

バイヤステープ付けミシン作業工程

中芯をはさんでアドラーミシンで回りにテープを付けます

アドレーミシンによるテープ付け

検品

敷布団製品の検品作業

梱包

敷布団商品の梱包

バイヤステープ断ち

バイヤス仕様のテープ用に、正確に布を断つ複雑なマシン

バイヤス用の生地裁断マシーン
生地裁断
生地裁断

裁断/縫製ライン

羊毛掛け•敷きふとん、合繊掛け•敷きふとんの側生地を、原反から裁断して縫製します。

反物から側生地用の生地を裁断
手作業による裁断
裁断後の生地をチャック